元タニヤ嬢のOちゃんと同棲を始めて、段々と彼女の性格を深く知り、タニヤで働くこと、
タイの格差社会、貧しい生い立ちの苦労を共感するようになりました。
この事が後々の自分の夜遊びスタイルを決めることになるとは、当時は思ってもいませんでした。
※2003年~2004年頃の回顧録です
◆愛するの反対語とは?

マザーテレサだったか?誰だったか忘れたが、忘れられないことを言っていた。
「愛することの反対語は?」
さっと思いつくのは、「嫌い」とか「憎悪」とかですかね?
でも、この解答は「無関心」だそうです。
この質問を聞いた時は「なるほどなぁ」って程度の感想でしかなかったです。
自分は日本に居る時はいつも周りに家族や友人など、沢山の人達に囲まれて生きていました。
それがある時、仕事でタイに単身赴任で駐在することになり、周りの知り合いは会社の数名の日本人とタイ人の同僚だけになりました。
自分の赴任から数か月後にY君がバンコクに来るまでは、友達も居なかったですね。
当時のタイでは光ファイバー網もほとんどなく、ネット事情が良くなかったし、LINEなどのSNSも無い時代でしたから、
日本の家族と会話するには国際電話が普通でしたので、かなり高額な通信費が必要だったから気軽に連絡もできませんでした。
そう、日本ではいつも周りに誰かいたのに、急にボッチになってしまった訳です。
それでも、住んで居る場所は男性天国のバンコクな訳で、インスタントラブがもの凄く簡単にできてしまえる訳です。
さらに、その料金も今とは比較にならない程に超安価で・・・。
あまりの安さに自分も赴任当時は遊びまくったんですけど、遊べば遊ぶ程、心が乾いてきて空しくなりました。
それは何故か?
そう、インスタントラブのお相手は、自分には「興味が無い」んですよね。
そりゃ彼女達もビジネスですから、いちいちお客さんの事を気にしていたら、大変なのはわかります。
でもねぇ・・・・。
例えばGoGoなんかで連れ出して、部屋で試合が終わった後に、横で寝っ転がりながらスマホを弄ってるだけで、
全然自分に話しかけてこない夜嬢とかだったりすると、ムカつくというより空しくなりますよね?
つまり、全く私に関心が無いんでしょうね、orz
そんなある日、タニヤでOちゃんに出会ったんですが、彼女は初対面から色々と私の事を色々と聞いてきました。
一目惚れとしてくれたとは言いませんが、明らかに私に関心があったんでしょうね。
この点においては、Oちゃんは他の夜嬢とは全然違いました。
なるほどなぁ・・・・、愛するの反対語は無関心か・・・・。
この言葉に妙に納得し始めた出来事でした。
◆Oちゃんの雰囲気が変わった理由

Oちゃんと同棲して分かったのは、意外とOちゃんの本質は物静かで内向的な女性だったこと。
出会った当初は、いきなりチッスしてきたり、自分が車の助手席に座っている時にいきなり股間を触ってきたり、
嫌なお客さんに絡まれると、突然私の家に来たり・・・、天真爛漫というか、直情型というか・・・。
同棲してからの雰囲気と大分違いました。
本人から聞いたことは有りませんが、内向的な女性が夜嬢をやっているのは精神的に相当キツかったと思います。
その反動が天真爛漫や直情型の性格に変貌させていたんだと感じました。
いや、情緒不安定にさせていたんだと思います。
以前、Y君の家に遊びに行った後、Oちゃんはこんなことも言ってました。

Y君の家は凄くカッコ良かったね。

ホントだね。

じゃあ、俺たちはもっとカッコいいところに引っ越そうか?

どこに?

うーん、エンポリ(※)とかに住んじゃう?
※プロンポン駅直結のエンポリデパートの上層階は、今でもサービスアパートなのですが、当時は出来たばかりで、バンコクで1番人気の憧れのアパートでした。

駄目!!

何で?

あそこは偉い人が住むところなの!

あははは、Oちゃん日本語間違ってるよ

そういう時は、偉い人じゃなくて、お金持ちの人って言うんだよ

そんなの知ってるよ、だから、偉い人が住む所って言ってるの。

そうなの?

そうなの!
Oちゃんは上流階級の人を偉い人と表現したんだと思います。
タイでは相続税が無く、裕福な上流階級に生まれると子々孫々まで上流階級です。
一方、Oちゃんのように下流階級に生まれると、一生下流階級のままです。
ただし、タイの下流階級に生まれた人は、上流階級の人を妬ましく思ったり、羨ましく思ったりすることは意外に少ないと言われてます。本当の所はどうなんでしょうね?
少なくとも、Oちゃんからは、妬ましく思っているようには感じ取れませんでした。

Oちゃん、Y君は偉い人では無いけどすっごいマンションに住んでるよ

そんなこと無い!、彼は日本大学をでてるでしょ

日本大学(Japan University)って言うのは、日本で一番偉い大学なんでしょ?

ぷぷぷ、そんなこと無いよ、俺の方がY君よりも偉い大学でてるよ

日本大学は日本で1番なんだから、そんなこと無いでしょ!

いや、だからさぁ、あのね・・・・、まあ良いや
◆自分の夜遊びスタイルの方向性が決まった訳

Oちゃんと同棲し、彼女を深く愛したことで、彼女の内面や育った環境、タイ社会の裏側を知りました。
そして、もしOちゃんが自分の娘だったらと思うと、胸が痛くて苦しくなりました。
だから、自分と一緒に暮らしている間は、Oちゃんを大事にしてあげようと心の底から思うようになっていきました。
2004年にタイでの仕事を終えて再び2016年に2回目のタイ赴任をしたのですが、
Oちゃんとの同棲経験がその後の自分の夜遊びスタイルにかなり影響したと思います。
同棲以前の昔の遊び方は、どちらかと言うと気に入ったらホイホイ遊んじゃう感じでした。
色んなタイプの子を取り替えながら浅く広く遊びたい感じだったかな?
極端な言い方をすれば、お金を払って遊ぶ都合が良い女性の認識しか無かったと思います。
でも、Oちゃんとの同棲後は、1人の女性と深く長く遊びたい?付き合いたい?もっとその子と関わりたいと思うようになりました。
それは、タイ人の女性、特に夜嬢の舞台裏を知り過ぎてしまい、あまり彼女達を悲しませることが出来ないと言うか・・・
最低限、自分と関わった夜嬢だけは、悲しい思いを減らしてあげたいというか・・・
タイ人女性と真剣に向き合う関係性を、無意識にとって行動するようになってました。
ちょっと歪んだヒロイズムに目覚めたとでも言うのでしょうか?
でもそんな遊び方を続けていると最終的には夜嬢に向き合い過ぎてしまい、その闇の深さに自分の方が耐え切れなくなりました。
その結果、夜嬢ではない素人女性へ疑似恋愛を求めるようになっていくのですが、
相変わらずお互いに関心が持てそうな女性しか追いかけなくなってしまいました。
最近だとパタヤのBちゃんも、風船オジサンに関心があるのを感じ取って居ましたが、自分は彼女の事をOちゃん程に関心が持てませんでした。

えへっ!、今日の投稿は自慢を沢山しちゃった、💦
こんな遊び方?付き合い方?を疑似恋愛と言っていいのかわかりません。
でも、今の自分を傍から見れば、日本人のおっさんと若いタイ人の愛人関係にしか見えないのが現実でしょうから、疑似恋愛とここでは敢えて表現しておきます。

あれ?
この投稿の終わり方はこれで良いのか?
今回の投稿も軽薄短小のオチャラケがありませんでした。
また暗いトーンの内容でしたね、申し訳ありません。
次回はオチャラケ感がもっと出るように頑張ります!
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